医師国家試験出題基準(平成30年版)変更点はコレだ!

国家試験の出題範囲は数年に1度改定されます。

今年は問題数の変更と同時に出題範囲も変更となります。

そこで、

・今回の改定で出題の割合が増える大項目

・新たに追加された単語

をまとめておきました。

ところで、新出単語の中には時事を反映しているため出題範囲外の単語が含まれていることがあります。

例えば108回B問題3番の選択肢に出てきた調剤薬局という言葉は25年、30年の出題範囲のどこにも書かれていませんでした。この問題の正答は結局、保険薬局であり、こちらは出題範囲に明記されているものだったのですが当時の受験生の52%が調剤薬局を選んでしまいました。その後110回の問題でも調剤薬局が問われていますがそちらでも正答にはなっていませんでした。

出題範囲外のものが正答になることは少ないとは思いますが、ないとは言い切れません。

ですから今後の国試において正しい選択肢として出てきてもおかしくない単語として、知らない単語があれば意味を調べておくとよいでしょう。

出題割合の増加する主な大項目

  1. 予防と健康管理・増進

  2. 加齢、老化

  3. 皮膚、頭頚部、感覚器、発声器の正常構造と機能

  4. 心理、精神、神経、運動器の正常構造と機能

  5. 免疫

  6. 内視鏡検査

国家試験出題範囲 30年度版

※下記の単語の横についている番号がリンクの大項目の番号、アルファベットがリンクの中項目に対応しています。

※*のついている項目はみん子が学習済みです。

必修の基本事項 追加項目

  • 生と死に関わる倫理的問題(1A)

  • 利他主義(1A)

  • ジュネーブ宣言(1c)

  • 医療事故の内容(チューブ抜去)(4B)

  • 医療事故調査制度(4B)

  • 産科医療補償制度(4B)

  • 感染対策マニュアル(4C)

  • 眼痛(7C)

  • 眼脂(7C)

  • 叩打痛(8J)

  • 緊急ペーシング(11B)

  • 脳保護療法(11B)

  • 体温異常に対する緊急処置(11B)

  • 致死的骨折の固定法(頸椎、骨盤、大腿)(11B)

  • 溺水(11C)

  • 救急活動の基本(11D)

  • 流・早産(12A)*

  • 妊娠高血圧症候群(12A)*

  • 過換気症候群(12B)

  • 外傷性気胸(12D)*

  • 心筋炎(12E)*

  • 骨髄腫(12G)

  • 全身性エリテマトーデス<SLE>(12K)*

  • 内視鏡治療(13A)

  • 疼痛緩和の薬物療法(15B)

  • がん疼痛治療法(15B)

総論 追加項目

  • 臨床研究中核病院、お薬手帳(4A)

  • 医薬品医療機器等法(5B)

  • 難病法(5N)

  • 持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)(7A)

  • 分析モデル(3C)

  • システマティックレビュー、メタ分析(3F)

  • 爆傷(3B)

  • Raynaud現象(2E)

  • 斜位(3B)

  • 頻呼吸、徐呼吸、無呼吸(4C)

  • 学習障害(8C)

  • 関節破壊、関節変形(9N)

  • 頭痛、頭重感(9O)

  • ガストリンペプシノゲン測定(2C)

  • 甲状腺I摂取率(2F)

  • 薬剤リンパ球刺激試験、発汗テスト(3A)

  • 眼球電図検査(3C)

  • 他覚的聴力検査(OAE)(3D)

  • 前頭葉機能検査(4C)

  • 切除術、摘出術(4B)

  • 血液浄化法、人口中耳(5D)

  • 血栓回収法、動脈瘤コイル塞栓術(7A)

  • 凍結治療(7B)

  • 酸素投与法、外科的気道確保、脳室ドレナージ、ECMO、緊急血液浄化法(10A)

  • 二次性脳障害(10C)

  • コンパートメント症候群(10D)

  • 腸洗浄、アルカリ化(10E)

  • 緩和ケアの概念(11A)

  • 圧支持換気、同期式間欠的強制換気(12B)

  • 高圧酸素療法合併症(12H)

各論 追加項目

  • 切迫流産(1A)

  • 加重型妊娠高血圧腎症(1B)

  • B群連鎖球菌(母子感染)(1D)

  • 胎児中大脳動脈最大血流速度(3A)

  • 概日リズム障害(4B)

  • 非結核性抗酸菌症(3K)

  • カンジダ症(celsus禿瘡)(3L)

  • 滲出性中耳炎の鼓膜チューブ挿入術(7C)

  • walthin腫瘍(10D)

  • 目の先天異常(無眼症、ブドウ膜欠損、白子症、peters異常)(11F)

  • 酸素中毒、パラコート中毒(4C)

  • A型胃炎(2C)

  • 抗血小板薬による粘膜障害(5A)

  • 胃前庭部毛細血管拡張症(gave)(5E)

  • 被包化膵臓壊死(won)(8A)

  • 非閉鎖性腸管虚血症(nomi)(10D)

  • fabry病(1A)

  • 家族性低尿酸血症(2C)

  • 急性小脳性失調症(3E)

  • ビタミンB12欠乏症、亜急性連合性脊髄変性症(4D)

  • 悪性症候群(4I)

  • 皮膚白血球破砕性血管炎(2B)

  • 高IgM症候群(3B)

  • 家族性地中海熱(3G)

検査 追加項目

既に出題されていたが正答ではなかったもの

  • 肺炎球菌抗原

  • レジオネラ抗原

  • ペプシノゲン

  • 尿中メタネフリン・ノルメタネフリン

  • 抗GAD抗体、カプセル内視鏡

今までの国試で問われたことがなかったもの

  • 食道・胃24時間phモニタリグ検査

  • 小腸内視鏡