【図太く図々しく】獨協医科大学埼玉医療センター こころの診療科 近藤忠一 先生③

―初期研修先はどのように決めましたか?

自分は経歴が特殊なので、すでに経歴を理解してくれている大学の関連病院の方が良いと思って越谷病院を選びました。

それだけではなくて、見学に行った病院の中でも人間関係の雰囲気が良く、研修医でもやる気次第で色々と任せてもらえる環境だったというのも大きな決め手ですね。待遇も良かったですし。

今は家族と都内に住んでいるので、勤務先には1時間ほどかけて通っているのですが、病院見学は都内の病院にも行きました。見学したのは全部で6病院くらいだったと思います。人によっては10病院という人もいました。こういうのって行く人と行かない人の差が激しいですよね。

 

―経歴が特殊とありましたが、以前は何を?

一度、早稲田大学を卒業して社会人経験があります。霞が関で財務省に7年間勤めていました。

早稲田大学では政治経済学部政治学科に在籍していました。本当は法学部に行きたくて、他大学は法学部ばかり受験していたんですよ。当時の早稲田大学政治経済学部は私大文系の中では偏差値高くて、自分的には記念受験のつもりだったんですけど高校や予備校の先生に法律の勉強もできると騙されて勧められるまま政治経済学部に進学してしまいました。

そんな経緯があって、早稲田の授業には数えるほどしか行かなかったような…(笑)朝起きたら何をして遊ぶかを考えるところから1日が始まる生活だったので、まさに人生の夏休みでしたね。

逆に財務省で働いていたときは超過勤務が月300時間を超えることもあり、やりがいもあるけど過酷な時代でもありました。

 

―学生にメッセージをお願いします!

みなさん国試に向けて頑張っているかと思いますが、自分が国試を受験した時は成績が良かった人よりも図々しい人の方が合格する印象を受けました。実際、成績が中上位で直前に慌ててしまった人よりも、何となく受験した人の方が合格する傾向がみられましたしね。

勉強は何だかんだでみんなやっているので、図々しくやっている人の方がメンタルが強くて本番にも強いのかな?と思います。自分は2日目の夜はろくに勉強せずに、YouTubeでお笑い見て何とかメンタルを保っていましたから(笑)

本番なんてそんなものです。図々しく合格を勝ち取ってください!