研修医メルロの『6年生マニュアル』【第3回】最新版!医師国家試験模試比較!

今回はメルロさんに模試について解説していただきます。メルロさんはどの模試を受けたのですか?

私は全部の模試を受けました!模試は国試受験に向けてとても大事。早速比較しちゃいましょう!

メック模試

6年生の模試は春メック・夏メック・冬メックの3回あります。春メック模試はハーフ模試なので受けるべきなのは夏と冬の2回です!

春メック模試 2019年3月2日~5月10日

大学単位1名あたり¥4,000 (税抜) / 個人申込価格¥5,600 (税抜)
例年全国約6,000名が受験
ABCのみのハーフ模試です。1日で終わるのがメリットです。
難易度は低

夏メック模試 2019年7月6日~9月13日

大学単位1名あたり¥9,000 (税抜)/個人申込価格 ¥14,000 (税抜)
例年全国約7,000名が受験
WEB成績表・WEB解説講座・穴うめ式知識確認問題集が見れます。
難易度は中

冬メック模試 2019年12月7日・8日

大学単位1名あたり¥9,000 (税抜)/個人申込価格 ¥14,000 (税抜)
例年全国約8,000名が受験
WEB成績表・WEB解説講座・穴うめ式知識確認問題集見れます。
難易度は高

テコム模

大学単位1名あたり各回 9,500円(税込)/個人申込価格各回 15,000円(税込)

第1回 国試チャレンジ模擬試験 2019年6月7日~8月5日

例年全国約3,000名が受験
難易度は低

第2回 国試センター模擬試験 2019年9月6日~10月16日

例年全国約4,000名が受験
難易度は中

第3回 国試予想模擬試験 2019年11月8日~12月2日

例年全国約6,000名が受験
難易度は高

第4回 国試ファイナル模擬試験 2020年1月4日~11日

例年全国約8,000名が受験
難易度は中

メディックメディア模試 2019年12月7日〜27日

メディックメディア模試は2018年度より始まった新しい模試です。『QB』や『イヤーノート』や『病気がみえる』などの上質なコンテンツをたくさん持つメディックメディアの模試は、まるでQBのように良問で解説が丁寧です。統計もかなり見やすいのでおススメです。

2018年度はかなり難しい問題が多く、申し込み者数6000人に対して受験者数が3000人程度になってしまいました。その結果を踏まえ、今回は医師国家試験の実践レベルで良質な模試を作るとメディックメディアが宣言していますので安心して受けられるでしょう。

価格は申し込み方法にもよりますが、個人申し込みの定価は9,000〜12,000円ほどだと思われます。

特徴別ランキング!

医師国家試験の模擬試験ランキングをメルロさんに作ってもらいました!

良問・国試的中率ランキング

  1. メック模試
  2. テコム模試
  3. メディックメディア模試

メック模試はマジで良問です。近年3回分の国試を解析して
、流行に乗るような感じで問題が作られているのが感じ取られます。テコム模試もそんな感じはするのですが同じ科の問題が2問ずつ続いていたりした事件があったので要注意!あと、過去問を少し改変しただけの手抜き問題もちらほらあります。でも、メック模試もテコム模試もまあまあ的中していたと思います!

上記2つと異なり、メディックメディア模試はあまり国試的中した記憶はありませんが、良問は多かったです。教養が深まる、といった感じです。

解説の丁寧さランキング

  1. メディックメディア模試
  2. メック模試
  3. テコム模試

メディックメディア模試は解説が丁寧です。私は全問復習するのに1週間ほどかかってしまいました。オンライン版ではQBやイヤーノートとの連携もありますし便利!

メック模試は各選択肢の解説が丁寧です。解説の後に、その問題の疾患の定義を貼り付けたものもあります。まあ、それに関してはイヤーノートの方がわかりやすいんですけどね!また、WEB解説講座・穴うめ式知識確認問題集が結構良かったです!穴埋め式はPDFで配布しているのでGoodNotes上で何度も解き直しました。

テコム模試は、その問題のポイントであろう部分がきちんと解説されていないと友達が話していました。確かに、各選択肢についてきちんと解説していないものもあります。問題作成者と解説執筆者が別々なのかな?と話していました。でも冊子がコンパクトなのはGOOD!

採点除外問題・誤植の多さランキング

  1. テコム模試
  2. メック模試
  3. メディックメディア模試

講義動画でもそうでしたが、やはり誤植の多さはテコムの特徴でしょう。メック模試では禁忌選択肢が正答となっていることがあったので、解説は注意深く読み進めていった方が良いかもしれません。確か、WPW症候群の治療薬の問題でした。

メディックメディアはさすが出版社と言うだけあってミスは少ないです。安心して受けられるのが特徴ですね。

では、どの模試を受ける?

なるほど、会社によって特徴は全然異なるのですね。じゃあどの模試を受けるべきなのですか?

  1. 冬メック模試
  2. 夏メック模試
  3. テコム模試第4回
  4. メディックメディア模試
  5. テコム模試第3回

この優先順位順に3〜4個ほど模試を受ければ間違いないです。やはり国家試験は9割の人が受かる試験であり、大人数が受験している模試は必ず受けるべきでしょう。

第111回医師国家試験までは3日間だったので、模試にも3日間取られてしまったのですが、第112回以降は2日間となり、模試も非常に受けやすくなっています。余裕があれば出来るだけ多く受けてみても良いでしょう。

模試の受け方・心構え

メルロさん!どの模試を受ければ良いかは分かったのですが、模試の受け方も教えて欲しいです。

せっかくお金を払って模試を受けるのであれば、本番と同じ時間割で受けることをオススメします。もちろん、早く解き終わって見直しも終わればすぐに採点をして良いのですが、どれだけ体力を使うかのイメージが分かればいい経験になると思います。私は本番の国試で前半から体力を使いすぎて、F問題を受ける頃にはフラフラになっていましたので体力配分も大事だと思いますよ!

模試ってなかなか難しくてやる気が出ないんですよねぇ。

たしかに難易度の高い問題は多いですが、分からなくてもみんなが選ぶものを見抜く練習だと思って受けてみてください。国試本番でも、こんなの分かるかー!っていう問題は多々ありますが皆が選びそうな選択肢を選べば差がつきません。このテクニック、大事です。

また、分からない問題は一緒に模試を解いた友達と議論すると、自分の気づけなかったポイントが分かり実力アップに繋がりますよ!

次回は、マッチング対策についてメルロさんに教えていただきましょう!