研修医メルロの『6年生マニュアル』【第8回】国試直前の追い込み方!

皆さん、あけましておめでとうございます。
気づけば第114回医師国家試験まであとわずかになりましたね。

あと少しの時間を何をして過ごせばいいか分からないです。。。みんな何をやっているんだろう。私、みんなより勉強足りてないのかな。。。

ゆめ子さん、落ち着いて!今回は、何をすれば分からなくなっちゃう医師国家試験直前期にやるべきことをまとめてみよう!

医師国家試験直前の時期にやるべきこと

基本的にもう遊ぶ時間はない!

勉強に疲れた…お酒飲みたい… そんなこと言っている時間はありません!国家試験までの白カレンダーを作り、やらなければいけないことを埋めていきましょう。おそらく、カレンダーは文字で溢れるはずです…

カレンダーにはどのような勉強を優先して書いていけば良いでしょうか?

いい質問だね。ここで医師国家試験の特徴を思い出してみよう。合格率90%の試験だよね。つまり、みんなと同じような勉強をした方がいいんだ。大それたことはしない方がいいよ。
具体的にいうと、
国試過去問3年分
模試の復習
必修対策
公衆衛生対策
今まで作ったまとめノートを頭に詰め込む
この5本柱が定石なんだ。今から新しい勉強を始めることは禁忌だよ!様々なことに手を出したって、頭に入って定着しなければ国家試験で使える知識にはならないよ。むしろ選択肢の絞り込みでまやかされてしまう原因にもなってしまうので注意。

なるほど!参考になります。
では、5本柱について詳しく教えてください!

ゆめ子、わかったよ。そして読者の皆さん、忙しい中読んでくれてありがとう。皆さんにとって有益な情報となるように一生懸命説明するよ!

国試過去問3年分

今まで長い間勉強をしてきて、一番実力があるこの時期に解くのが良いでしょう。国試の雰囲気が分かり成績も分かりやすいです。
できるならば時間を測って本番同様に解くことをお勧めします。国家試験で時間が足りなくなることはほぼ無いですが、『見直し』の練習もしてみるのがいいでしょう。ただし、何かを見落としていた場合を除き、見直しでは選択肢を変えない方がよいです。直感を信じましょう。

QBユーザーならば受験生が選択肢を選んだ割合が出ると思います。ただ正答を確認するだけでなく、受験生の多くがどんな選択肢を選んだのかを分かっておくと有利です。何度も言いますが国試は9割の人が合格します。皆と同じ選択肢を選べば受かるのです。

大学入試の直前に赤本を解いたのと同じですね!国試も『慣れ』が重要なので雰囲気を掴むのは大事ですね。

模試の復習

模試は予備校が自信を持って作った国試の予想問題です。しかも多くの受験生が受けています。メック模試やメディックメディア模試ならば解説も丁寧ですので、弱点を見つけしっかりと読み込みましょう。
時間がなければ間違えた問題だけでいいと思いますよ。

そういえば模試は解きっぱなしで復習してなかったなぁ。解説を読み込んでみます!

必修対策

必修問題は国試のB問題とE問題です。採点除外問題がない限り8割を絶対に超えないと即不合格という緊張感のある試験になります。ただ、難易度は臨床一般問題に比べると下がります。しかし、簡単だからと言って舐めてかかると痛い目に遭います。
私の友人の話ですが、Dr.孝志郎の大ファンでしたがその講義では問題の裏をつくようなことを教えるので、必修問題でも裏をかいてしまい大量失点をしてしまった人がいます。

必修問題は正攻法で解けます!ただし禁忌問題には注意です。

必修の3点問題だけは絶対に落とせませんよね!連問ごと間違えないように注意します。

公衆衛生対策

公衆衛生は国試において最も出題数の多い分野です。第113回国試では400問中54問も出題されました。その割合、13.5%です。マイナー科目の問題はすべて足しても68問なので公衆衛生の大事さがわかるでしょう。
また公衆衛生は必修の15%も占めるので重要性は一層高まります。

公衆衛生対策は膨大なので基本的にQB6のみで良いです。あとは『平成30年版医師国家試験出題基準』に出てきたニューワードをおさえると良いでしょう。

『公衆衛生がみえる』を買ったけど、結局端から端まで読むことは一度もなかったです。やっぱりQB6ですよね!薄いしこれからでもさらっとできそうです。

今までに作ったまとめノートを頭に詰め込む

今まで頑張ってまとめノートを作ってきたのに、それを読まないまま国試へ行ってはもったいないです。自分で作ったノートは暗記しやすいはずです。片っ端から目を通していきましょう。

復習は頭に入りやすいですね!細かすぎるノートを作っちゃった人は時間を取られすぎないように!

本当にヤバい人へ(まとめノートを作っていない人、模試の下位層の人)

国試が合格ギリギリかもしれないという人は、コスパを追求しましょう。
国試の出題数ランキングは以下のようになっています。

  1. 公衆衛生 54問
  2. 循環器・呼吸器 27問
  3. 産科 25問
  4. 神経 22問
  5. 医学総論 21問
  6. 消化管・救急 19問
  7. 小児科 18問
  8. 感染症 17問
  9. 肝胆膵 15問

やはり公衆衛生が圧倒的ですね。循環器と呼吸器は勉強量が多いのに対して産科は勉強量が少なくて25問ならコスパ最強ですね!

そうだね!出題数上位から順に対策していくのが良さそうです。ちなみに婦人科は9問しかないので捨ててしまってもいいと思います!

しかし、メジャー科目はかなり量がありますよね。マイナー科目のランキングは以下のようになっています。

  1. 精神科 14問
  2. 泌尿器科 13問
  3. 耳鼻咽喉科・整形外科 11問
  4. 皮膚科 8問

マイナー科の復習にはたいした時間は必要ありません。ランキングの順に復習することをお勧めします。また、マイナー科では画像問題が非常に多いです。レビューブックなどで画像をチェックするのが良いですよ!

時間は有限、有意義に使おう

あと少し頑張れば卒業旅行だよ!今遊んでどうするの!

医師になれば、モテモテ!ヒャッホイ!
国試浪人は、イヤイヤ!ダルーイ!

最後は、メンタル勝負。

9割受かる試験とか、運転免許試験よりよっぽど簡単。
まじ余裕っしょ!

最強メンタルで残りの時間を戦おう!
苦しいのはみんな同じ。自信を持って行こうね。

次回は6年生マニュアル最終回、『国試前に国試の情報を知っておこう』です!